円井わんのwiki風プロフィール|本名・年齢・出身地
円井わんさんの本名は中西麻梨香(なかにし まりか)といいます。1998年1月3日生まれで、大阪府出身の女優として活動中です。身長159cm、血液型はB型。現在27歳となり、若手女優として確実に存在感を増しているでしょう。
印象的な芸名の由来には面白いエピソードがあります。円井わんさんは柴犬に似ているとよく言われており、「わん」という名前はそこから生まれました。加えて「ナンバーワン」や「オンリーワン」といった言葉遊びもできる点が魅力的でしょう。一方で「円井」という姓には、まるいお椀のような器の大きさや包容力のある心という意味が込められています。実に個性的な芸名ですね。
所属事務所は2024年5月からスクワッドマネジメント。それ以前は2017年から2019年までトミーズアーティストカンパニー、2020年から2024年3月まではジャングルに在籍していました。事務所を移りながらも着実にキャリアを築いてきた円井わんさん。特技は空手の型で初段の腕前を持ち、高校時代から始めたドラム演奏や作詞活動にも情熱を注いでいます。猫好きとしても知られ、愛猫ウランちゃんのグッズ販売を通じて保護猫活動を支援するなど、優しい一面も持ち合わせているのです。
円井わんの学歴を徹底調査!出身高校は香ヶ丘リベルテ
円井わんさんの出身高校は、大阪府堺市にある私立の香ヶ丘リベルテ高等学校です。表現教育科という特別な学科に在籍していました。演技やダンス、楽器演奏といった表現に関する分野を幅広く学べるカリキュラムが特徴で、将来芸能界を目指す生徒たちが多く通う学校として知られています。
とはいえ、当時の円井わんさんは演技に対して恥ずかしさを感じていたといいます。「女優を一番やりたいと言っているのに、なぜか真面目に取り組めなかった」と本人が振り返るほど、高校時代は葛藤の連続だったのでしょう。シェイクスピアの『夏の夜の夢』の朗読をした程度で、演技の授業には積極的になれなかったそうです。
それでも音楽やダンスには真剣に向き合い、特にドラム演奏に夢中になりました。高校1年生から始めたドラムの楽しさに魅了され、その才能を開花させていったのです。また当時はUVERworldのライブに頻繁に通い、音楽に没頭することで日々の悩みを乗り越えていたといいます。大学進学という選択肢もありましたが、円井わんさんは高校卒業後すぐに女優の道へ進む決断を下しました。家族からは強い反対を受けたものの、母親から「24歳でダメだったら帰ってきなさい」という条件付きで許可をもらい、夢に向かって東京へ旅立ったのです。
円井わんの経歴とデビューまでの道のり
円井わんさんは高校卒業後に単身上京し、女優への道を歩み始めました。東京には知り合いが誰もおらず、まずはアルバイトを探すところからのスタートです。求人サイトを眺めていたとき、「映画好きが集まるバー」という文字が目に飛び込んできました。ふと直感が働き、すぐに応募したところ採用が決定。運命的な出会いがここから始まるのです。
バイト先のチーママが女優をしており、内田英治監督の作品に出演していたことが大きな転機となりました。円井わんさんは一緒に内田監督の映画『下衆の愛』を鑑賞する機会を得て、監督本人と知り合うことができたのです。「役者を目指している」という熱い想いを伝えたところ、わずか1ヶ月後には映画『獣道』の撮影現場に立っていました。2017年のスクリーンデビューです。
その後の活躍は目覚ましいものがあります。2019年にはエストニアのタリンで開催されたブラックナイト映画祭にて、初主演作『KONTORA コントラ』がグランプリと最優秀音楽賞の二冠を獲得しました。Netflix『全裸監督』での明子役、ドラマ『映像研には手を出すな!』への出演など、着実にキャリアを重ねていきます。2024年には話題のNHK連続テレビ小説『虎に翼』に出演し、東京家裁の調査官・音羽綾子役で視聴者の注目を集めたのです。何のあてもなく上京した少女が、確かな演技力で観客の心を掴む女優へと成長していく姿は、まさに映画のようなストーリーでしょう。
円井わんの今後の活躍と注目作品
円井わんさんの2025年は飛躍の年となっています。2025年9月29日から放送が始まったNHK連続テレビ小説『ばけばけ』では、主人公の幼なじみである野津サワ役に抜擢されました。『虎に翼』に続いて二作連続での朝ドラ出演という快挙を成し遂げ、若手女優の中でも特に期待される存在となっているのです。小泉八雲とその妻・小泉セツをモデルにした物語で、松江を舞台に繰り広げられるドラマの中で円井わんさんがどのような演技を見せるのか注目が集まっています。
映画作品も充実しているでしょう。2025年10月31日に公開された『てっぺんの向こうにあなたがいる』では岩田広江役を演じ、ドキュメンタリータッチの作品で新たな魅力を発揮しました。さらに11月21日公開予定の『ヒグマ!!』では若林桜子役として出演。鈴木福さんや宇梶剛士さんといった実力派俳優陣と共演を果たしています。
恩師である内田英治監督の最新作『逆火』では、小原有紗というダークヒロインに挑戦し、その演技力の幅広さを証明しました。この作品は2025年7月11日に公開され、円井わんさんの新境地として話題を呼んでいます。またTBS系ドラマ『初恋DOGs』では小笠原理世役でレギュラー出演を果たし、2025年7月から9月まで放送されました。実のところ、円井わんさん本人は「昔は欲望の塊だったけれど、今は有名になりたいとかないんです」と語るなど、肩の力が抜けた自然体のスタンスで活動を続けています。この飾らない姿勢こそが多くの人々を惹きつける魅力となっているのかもしれません。今後の円井わんさんから目が離せないでしょう。



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