蒔田彩珠wikiプロフ！兄弟・家族構成と元子役の兄伊吹の現在調査

蒔田彩珠のwikiプロフィールと経歴まとめ

2002年生まれの俳優・蒔田彩珠(まきた あじゅ)。代表作は『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『万引き家族』『朝が来る』『おかえりモネ』。2025年は『DOCTOR PRICE』（ヒロイン・夜長亜季）、『サラバ、さらんへ、サラバ』（9/26公開）、『消滅世界』（11/28公開・主演）。

プロフィール

主な受賞・代表作

主な受賞

• • 2021年／第44回 日本アカデミー賞 新人俳優賞『朝が来る』

  • 2021年／第75回 毎日映画コンクール 女優助演賞『朝が来る』

  • 2021年／第94回 キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞『朝が来る』

  • 2020年／第45回 報知映画賞 助演女優賞『朝が来る』

  • 2020年／第42回 ヨコハマ映画祭 助演女優賞『朝が来る』『星の子』

  • 2019年／第33回 高崎映画祭 最優秀新人女優賞『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』

  • 2018年／第43回 報知映画賞 新人賞『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』

代表作

• • ドラマ：『ゴーイング マイ ホーム』（2012）／『おかえりモネ』（2021）／『わたしの一番最悪なともだち』（2023）／『DOCTOR PRICE』（2025）

  • 映画：『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』（2018）／『万引き家族』（2018）／『星の子』（2020）／『朝が来る』（2020）／『ハピネス』（2024）／『サラバ、さらんへ、サラバ』（2025）／『消滅世界』（2025）

芸能界デビューのきっかけは、兄がCMに出演する姿を見て「私もテレビに出たいな」と思ったことでした。7歳で子役デビューを果たしましたが、当初は人見知りが激しく、オーディションに受からない状況が続いていたのです。そのため現場に慣れるよう、大学生の自主制作映画に出演することもありました。

2012年、10歳の時に出演したドラマ「ゴーイング マイ ホーム」で阿部寛さんの娘役を演じ、是枝裕和監督から「非常に柔軟性があって、勘もすごくいい」と高く評価されます。この作品を機に「楽しいから現場に行く」という段階から、「女優として生きる」という明確な志へと移りました。

以降、是枝監督の「海よりもまだ深く」「三度目の殺人」「万引き家族」と立て続けに出演し、「蒔田彩珠といえば是枝作品」と称される常連となったのです。2021年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』ではヒロインの妹役を好演し、知名度を大きく広げました。

その後も、ドラマ『妻、小学生になる。』や主演映画『ハピネス』など話題作への出演が続いています。2023年12月31日にユマニテを退社し、2024年1月1日からスターダストプロモーションに移籍して新章をスタートさせています。

蒔田彩珠の家族構成｜両親はどんな人？

蒔田彩珠さんは3人兄妹の末っ子として、両親・長男・次男・蒔田彩珠さんの5人家族で育ちました。ご両親については一般の方であるため、具体的な職業や年齢などの詳細情報は公表されていません。

しかしながら、家族との温かい関係性については数多くのエピソードが語られています。蒔田彩珠さんの名前「彩珠」は特別な意味を持っており、「彩」の字は母親が好きな川の名前から、「珠」は母親の名前に真珠の「真」の字が入っていることから、もう片方の「珠」の字を取って命名されました。この命名の背景からも、家族の深い愛情がうかがえるでしょう。

母親は蒔田彩珠さんの芸能活動に非常に協力的で、出演作品を何度も見返すほど熱心なサポーターです。実際に役作りで悩んだ際には母親に相談することもあり、家族の支えが演技力向上の大きな原動力となっています。実家では幼い頃から犬を飼っており、動物への愛情も家庭環境から培われたものといえます。

蒔田彩珠の兄弟は？元子役の兄伊吹との関係性に注目

蒔田彩珠さんには2人の兄がおり、特に1歳年上の次兄・蒔田伊吹さんとの関係性が注目されています。蒔田伊吹さんは2009年から子役として芸能活動を開始しました。DHCやエバラ食品の「浅漬けの素」などのCMに出演し、幅広い活動を展開していました。

伊吹さんは現在表舞台から離れていると言われていますが、存在そのものが蒔田彩珠さんにとって大切な原点であることは間違いありません。芸能活動を体験した兄からの言葉は、同じ道を歩む妹にとって心強いサポートになっていたでしょう。

興味深いのは、蒔田彩珠さんが芸能界を目指すきっかけが、まさに兄・蒔田伊吹さんのCM出演を見たことだった点です。「お兄ちゃんと同じようにテレビに出たい」という純粋な憧れから始まった芸能活動が、今では国際的な評価を受ける女優へと成長を遂げました。

一方、蒔田彩珠さん自身は2013年のスペシャルドラマ「ちびまる子ちゃん」でまる子の姉・さきこ役を好演し、子役時代から高い演技力を発揮していたのです。兄妹での共演経験もあり、家族の絆の強さを物語っているといえるでしょう。長男については一般の方のため、詳細な情報は公開されていません。

蒔田彩珠の今後の活躍とプライベートの展望

2025年は、ヒロインとして参加する『DOCTOR PRICE』（読売テレビ・日本テレビ系／日曜22:30）のオンエアに加え、映画の公開が続きます。9月公開の短編『サラバ、さらんへ、サラバ』では高校生・広瀬仁美を瑞々しく演じ、11月公開の主演作『消滅世界』では坂口雨音役として、変容する価値観の中で揺れる若者を体現。いずれも現代的テーマを含む作品で、静と動を往来する表現力がさらに磨かれることが期待されます。

プライベート面では、従来のギター演奏に加えて、最近バイクが新たな趣味として加わり、アクティブな一面を見せています。23歳という若さでありながら、2009年からの活動歴は16年に及びます。今後も是枝監督をはじめとする実力派クリエイターとの継続的な協力関係が期待され、国際的な映画祭での評価も高いことから、世界を舞台にした活躍の可能性も十分に秘めているのです。2025年8月7日には現場で23歳の誕生日を祝われるなど、充実した女優生活を送っています。

今後の蒔田彩珠さんには、映画とドラマ双方でさらなる飛躍が期待されています。すでにシリアスな役柄で評価を得ていますが、ラブストーリーやコメディなどジャンルを拡大すれば一段とファン層を広げる可能性があるでしょう。近年は日本の若手女優が海外の映画祭で脚光を浴びることも多く、国際的な舞台での活躍も見込まれます。

芸能界は浮き沈みの激しい世界ですが、蒔田彩珠さんは確実に評価を積み上げてきました。次世代を担う存在として、日本の映像文化に新しい息吹をもたらすことは間違いありません。未来への道は、静かにしかし力強く照らし出されているように感じられます。